Born in the 90's

C-C-Bと米川英之さんへの好きを綴るブログ。見た・聴いたものの記録など。

「何度でも蘇る」 HYbrid SP視聴感想

 

7.12と10.21

2つのHYbrid SPの配信を視聴した感想です。

 

 

 

 

はじめに

5月頃かな?2023年は例年のような7/13のライブは無いとの発表があり、少し寂しい気持ちに。

 

しかしその前日のHYbridはSPと名打たれているし、メンバーの皆さんにもChoの表記があるしで、何かが起きそうな予感!

そして、7月頭に開催された岐阜ライブのMCでは、確か「バンド時代の曲も~」だったでしょうか、米川さんがはっきりとC-C-Bの曲を演奏すると告知をされて、これはもうB・I・N・G・Oだと思い、さらに配信を楽しみにしてました😆

 

またその7月のライブにとても感動したので、同じメンバーの10月の配信も見てしまいました🌟

 

 

ライブ概要

HYbrid SP

2023.7.12@川口SHOCK-ON

2023.10.21@音楽室DX

 

【メンバー】

米川英之さん(Gt, Vo)

仮谷克之さん(B, Cho)

小森啓資さん(Dr, Cho)

森藤晶司さん(Key, Cho)

 

【米川さんお衣装メモ】

・7/12:黒地に青のラインが入ったシャツ

・10/21:朱色×ネイビーの柄シャツ

 こちらは、ここ最近では初めて見た柄でした!

 

 

10.21のセットリスト

1.どこにもいないよ

2.Sweet Rain

3.2121

4.End of the World

5.トワニナレル

6.Sailing on

 

7.ようこそ(AJ)

8.シーラカンス(AJ)

9.So Sad(WY)

10.Velvet Touch(C-C-B

11.マニュアル・ワールド(C-C-B

12.冒険のススメ(C-C-B

 

13.信じていれば(C-C-B

14.Broken Wings

 

⋆二部~アンコールのセットリストは、7.12も一緒でした。

 

 

ちょこっとメンバーの皆さまの話

仮谷さんの演奏はあまり拝見したことが無かったのですが、リズムの乗り方がステキだなぁと思いました🎶

あと小森さん、薬師丸さんのツアー中なのに出ていらっしゃってシンプルにスゲェ…ってなりました。

 

 

ほぼ全曲感想

⋆10月の方でメモを取ったので、その日の感想が中心ですが、7月の話もちょこちょこ織り交ぜています。

 

【一部】

どこにもいないよ

この時は「INTO THE LIGHT」のアルバムをよく聴いていたのですが、その中でも特にこの曲がお気に入りで、それこそ配信を見る前の日中にも聴いていたくらいで…

なので曲が始まった時は、オープニングからテンション爆上がりでした💥

 

2121

イントロのギターのフレーズが超かっこよかった💙

 

トワニナレル

英樹さん作詞の曲~😊前奏と間奏と後奏にスキャットが入っていて、ライブバージョンとして楽しめました👍

森藤さんの、ゲームの効果音みたいなキーボードの音も面白かったです!

 

Sailing on

しっとりと心地よく…

 

 

【二部】
ようこそ(AJ)

幕開きにぴったりな曲!

「毎日が同じことの繰り返しでも そんなことないよ よく見て よく聴いて 毎日を」という歌詞が、特に印象に残りました。

というのも、現状わたしは米川さんのライブに行くことが人生で一番の楽しみなのですが、それ以外の日は消化試合のように過ごしていて💦

推し活に全振りしたそんな生き方もまあアリっちゃアリですが、もっと日常を丁寧に生きて小さな楽しみを見つけたいなと、そう反省しました😅

 

シーラカンス(AJ)

ようこそは22年の7.13ライブで演奏されていましたが、こちらは初めて聴くことができました❤

壮大なラヴ・ソングという感じがとても印象に残りました!

(7月の方では“おさかな曲”と紹介されてたかな…?米川さんのそんなちょっとかわいい表現にいつもキュンときちゃいます笑)

 

あと私が40年弱の時を超えてC-C-Bに出会えたのも、硬い石に刻み込まれた~感があってちょっとシーラカンス的なドラマティックさがあるかなと思っちゃったり😂えへへ。

 

So Sad(WY)

この曲は、6月の名古屋独奏会で初めて聴きました。

その時米川さんは、ウクライナの問題もあってか「今だからこそ…」と仰ってから演奏されましたが、10月の配信の時もパレスチナの悲惨な報道が連日のように流れていて…そして今も戦争は終わっていない。現実はとても悲しいです。

 

Velvet Touch(C-C-B

さあ、ここからは“あのバンド”(by米川さん)のパート!

イントロの仮谷さんのベースソロが、めちゃイカしててかっこよかったです✨

 

演奏終了早々、米川さんが「昔の歌詞カード、字がちっちぇ~~~~~」と仰ったのがツボでした😂ところどころ歌詞がベロベロだったのも、そのせいだったのかしら😂😂😂

 

また歌うたびにスライドさせて酷使したせいか、後奏に入るところで小森さんのマイクスタンドが外れてしまうというハプニングも💦

演奏後に森藤さんが、「小森さんのマイクスタンド、首チョンパ笑」と仰ったのも面白かったです🤣

 

マニュアル・ワールド(C-C-B

米川さんの控えめなシャウトがありました😂👍

7月の方はもっと激しめだったかな?その時米川さんは「頑張ったけどもうそんな若さはない(ニュアンス)」と仰っていたような…😅

 

冒険のススメ(C-C-B

“歌い回しの曲” by米川さん

ご本人の歌ってるところが無いからかな、そうだ、これも米川さん曲だった!と思ったのですが、歌がない分ギターの印象が強くて、当時と同じパートを弾いているだけでエモいな…と思いました。

向いているのは正面で動きは小さかったけれども、間奏では当時と同じようなかっこいい反復横跳びみたいな動きもあったような気がします!

 

 

【アンコール】
信じていれば(C-C-B

演奏が始まった時の会場の盛り上がりが、画面越しでも伝わるくらい凄かったです。

今の米川さん仕様な感じで、イントロのキーボードのところがギター強めになっていたのが印象に残りました🌟

 

Broken Wings

最後はゴリゴリのロックインストで〆🎸⚡

京都の1日目でも聴けましたが、また違ったアレンジで楽しめました☺

 

小森さんがめっちゃ楽しそうでいらっしゃいました😆

森藤さんのスキャットと、米川さんのギターがきれいにハモっていたところも記憶に残っています。

それから後半にて、一旦演奏が静かになってからの仮谷さんのベースソロがかっこよかったのです!

 

 

「何度でも蘇る」

最後に、全体の感想です。

 

まず、歌い回しとかコーラスとか色々大変だったというエピソードがMCの随所に出てきましたが、大変ながらもこうやって演者の皆さまが全力で観客を楽しませようとして下さることに、胸が熱くなりました。

 

またC-C-Bパートでいうと、例えばですが米川さんがメインボーカルの「抱きしめたい」を歌うこととかもできたかと思うのですが、あくまでもHYbridとしての範疇でのC-C-B曲という選曲だったのかなと、米川さんの矜持を感じたり。

 

そしてタイトルにも用いましたが、「例え肉体が滅んだとしても、作品が残っていれば何度でも蘇ることができる」、そう強く感じました。

特に7月の方は13日の前日でしたし、C-C-B曲だけでなく英樹さんゆかりの曲が幾つもあって、見終わった後は英樹さんへの想いが溢れてしまいました。

 

加えて、それは英樹さんという個人だけでなく、C-C-Bというバンドでも同じだな…と思って。

メンバーが二人亡くなっている以上、残念ながらC-C-Bとしての肉体は欠けてしまっているのも同然だと思いますが、それでもこうして作品が演奏される機会があれば、私たちはC-C-Bに触れることができます。

最近、当時のライブ映像をじっくり見る機会があったのですが、そこで演奏されていた信じていればと、SPで見た信じていればを重ねて、ああ、こうやってC-C-Bの曲や魂は今も生き続けているんだなと、強く思いました。

 

当時を経験していないファンとしても、米川さんがこうしてC-C-Bの曲を歌い継いで下さっていることは本当に嬉しいですし、いつも感謝の気持ちでいっぱいになります。

米川さん、セッションメンバーの皆さま、楽しくてスペシャルで感動的なライブをありがとうございました!